こんにちは。東洋思想・神道研究家の羽賀ヒカルです。

2024年、この一年を通して

ゆにわ塾全体で目指してきたのが

「霊格の向上」
=こころの境地（ステージ）を上げる

でした。

おおよそ、人が持つほとんどの悩みは、

「霊格を上げること」

で解決します。

霊格が上がることで

視座は高く

見える範囲は広くなるので

何か問題が起こったり

人生で壁にぶつかったときに

物事を大所高所から

捉えられるようになります。

そして、

思い込みや従来の常識

小さな枠に囚われることなく

自由な発想ができるようになります。

なので、今悩んでいることの解決策がすぐに見つかったり、

あるいは、

そもそもその悩み自体が

「どうでもいいこと」だと

思えるようになるのです。

今、世界中で起こっている多くの問題

争い、自殺、いじめ、貧困、精神病 etc..

なども、そのすべては、

「霊格の低さ」ゆえに引き起こされています。

（霊格が低い代表例は、

　自己中心的（自分さえ良ければいい）で

　責任逃れ（自分は悪くない）をして

　いつも人のせいにしては

　心のなかで何かを恨んでいる人の境地です）

だからこそ、

一人ひとりの霊格が上がることで

その影響により、さらに関わる多くの人たちが

目覚めていく流れを生み出していくことを

今年一年の最大のテーマとしてきました。

そのなかで

わたしたちが、１つの目標としていたのが

「菩薩ぼさつ」という境地です。

「菩薩」とは

〝人を助けながら自分の悟りを求めるもの〟

です。

この「菩薩」という境地に達した時、

見ている景色はガラリと変わります。

・・・というのも、

「菩薩」とは、

今まで生きてきた価値観が

〝反転〟する世界だからです。

たとえば、、

今まで

許せなかった過去の出来事が

じつは自分には必要で

「このためにあったのか！」

と記憶が真逆にひっくり返ったり・・

今まで

「仕事で結果を出すことが全てだ！」

と思っていた人が、結果以上に

関わっている仲間との絆や

思い出のほうが大切だったんだ！

と、かけがえのないものに目覚めたり・・

価値観が180度変わると

日々のちょっとした選択の基準が

すべて真逆に変わります。

なぜ、多くの人は

人生が上手くいかない、、

不幸になってしまう、、

となってしまうのか？

というと、

今までそういう選択をしてしまっていた

ところに、最大の原因があります。

人生とは

日々の小さな選択の連続ですから

生き方そのもの

人生そのもの

がまるで変わっていくのです。

そして

今まで不幸だと思っていたことが

不幸だと思わなくなり、

今まで何とも思っていなかったことに

喜びや感動、歓喜に包まれる体験をしたり、

そういう新たな感覚に出会うことができるのです。

「菩薩」の境地って、

遠い世界のものに思われるかもしれませんが、

実は、誰しもが、

〝瞬間的〟には、体験しているのです。

「最高に美味しいものを食べている時」

「大切な人と、大事な時間を過ごしている時」

「大自然の中でゆったりしている時」

「神社で必死に祈っている時」

そういった時に訪れる、

「心の底からしあわせと思える瞬間」。

これって、誰しもが経験したことがあるはずです。

多くの人は、これは「瞬間的に」しか感じられないものです。

しかし、「菩薩」の境地にいる人は、

この「普通の人がたまに感じるしあわせ」が、

瞬間的なものではなく、ずっと続く・・・

つまり、

「何があっても、何がなくとも、ずっと歓喜に包まれている」

そんな境地なのです。

それは、どれだけお金を稼いでも、

どれだけ贅沢をしても、

決して得られないもの。

自分が歓喜に包まれているので、

自然と、まわりの人に対する「無条件の愛情」が

沸いてきます。

だから、菩薩の人は、

24時間365日、いつも誰かのため、

世界のために、生きているのです。

それは決して、

苦しい自己犠牲なんかではありません。

自分が〝この上ないしあわせ〟を感じているから、

誰かに何かをしたい、

その衝動（思い）が

内からフツフツと湧き上がってくるのです。

だから、人はみな、この「境地」を求めて、

日々、心を磨いているのです。

ですが、多くの人は、

ここで「大きな壁」にぶち当たります。

なぜなら、この「菩薩」という境地は、

フツーに、これまで通りの生き方をしていては

なかなか辿り着けない世界だからです。

言うなれば、それまでは一段ずつ登っていた階段を、

ある瞬間で、10段も、20段も、

一気にジャンプして飛び越えなければいけない・・・

そんな〝感覚の飛躍〟が必要なのです。

この、高い階段をジャンプするときに

みんな、それに恐れおののき、

元来た階段の方へ降りていってしまうのです。

これは「菩薩」の境地だけに限らず、

人生では、何度も「大きな壁」にぶつかる時があります。

その直前というのは、たいてい、

「なかなか人生が変わらない」

「これだけ頑張っているはずなのに、
　まるで、ずっと暗い森の中を彷徨っているかのようだ」

「いつになったら、この暗い世界を抜け出せるのだろう？」

と悩むものです。

・・・そう。

人生では何度か、こうした「大きな壁」にぶつかる瞬間、

そして、なかなか突破できずにどぎまぎする時ってありますよね。

この時に、その壁を突破するためには、

「莫大なエネルギー」

が必要なのです。

そのエネルギーを授かって、

大ジャンプするための秘密・・・。

それが、今回参拝する大神神社おおみわじんじゃ、

そしてもう１つ、石上神宮いそのかみじんぐうに、眠っているのです。

自分の霊格の限界を超えて

大ジャンプするためには

古い自分から抜け出していくこと。

大神神社で祀られている神様は

たびたび、白蛇となって

人々の前に現れる神話が伝えられています。

ここには理由があります。

蛇と言えば、

いにしえより

「古い自分から脱皮して、
　新しい自分に生まれ変わる」

という象徴ともされています。

霊格を高めて〝ジャンプ〟しようとした時に、

どうしても足を引っ張るのが「古い自分」です。

「あの時、こうだったしな、、」

「どうせ自分は、、」

そんな、今までの積み重ねによって作られた自分を

全部脱ぎ捨てて、新しい自分（本当のわたし）に生まれ変わる

そんな後押しをしてくれるのが、大神神社なのです。

また、

来年の干支は

「乙巳きのとみ」

であり

巳へびの年です。

蛇というのは、悪く出ると、

「同じところをぐるぐると回る」

そんな性質があります。

だから、

「毎回、同じことで失敗してしまう」

「ずっと、同じ理由で悩んでしまう」

「いつまで経っても変われない」

そうやって、ぐるぐると回り続ける。

これは、大きな視点で見たら、

「輪廻転生りんねてんせい」という循環の中で、

いつも、同じことを繰り返して、先に進めない

毎回、同じような人生になってしまう

同じ過ちを繰り返して、

同じ悲しみを経験して、

あと一歩のところで、うまくいかない、、

そんな「負のループ」に陥ってしまうのです。

同じところをいつまでもぐるぐると回るのではなく、

その輪廻から抜け出して、脱皮し、新しい自分になって、

そして羽ばたいていく。

来年、大きく飛躍するためのエネルギーを、

この大神神社で授かりにいきます。

今年、ゆにわ塾で開催した連続講座では、

「十種神宝」をテーマにしていました。

「菩薩」になる道を歩むなかで

障害や試練が立ち現れたときに

それを乗り越える助けとなってくれる霊的な武器。

それが「十種神宝」です。

歴史書『先代旧事本紀せんだいくじほんぎ』によると、

ニギハヤヒが天降あまくだりする際に

「地上に降りて、世の平穏を守りなさい」

と、天照大神によって授けられたのが

霊力の宿った十種の神器じんぎです。

この宝は、傷や病が癒え、

死者すら復活（鎮魂）させる力があったとされています。

これは一体、何を表しているのか？

古代日本より、

祭祀を司ってきた物部氏もののべしが、

この石上の地で

御魂みたまを振動させる

〝御魂振みたまふり〟

という鎮魂ちんこんの儀式を行ってきました。

これは、我々の人生において

最も必要なことのための儀式。

人生で必要なのは「魂をふるわせるような体験」です。

魂がふるえた時、人は、

心の底から熱く燃えることができて、

不安や迷いが消え、

日々を全力で生きることができるのです。

逆に、魂がふるえていない時、

気力や体力は失われて、

どんどんネガティブな意識に苛まれていき、

過去ばかり見て、今を嘆き、未来を憂い、

何の記憶にも残らないような、薄っぺらい日々を送ってしまうのです。

この石上神宮で行われている

〝御魂振みたまふり〟

とは、まさに、

そんな冷め切った魂をふるわせて、炎を灯してくれる、

そんな儀式なのです。

・なかなか超えられない壁

あとは飛び込んで、ジャンプするだけなのに
どうしても迷ってしまう、その心

・襲ってくる不安や恐怖

これらを全部打ち払って

今まで止めていた「限界」を突き破って、

〝大ジャンプ〟する。

そして、今度は、誰かの魂をふるわせられるような人間になっていく

そんな人生へと変えてくれるのが、

この石上神宮の神様の功徳。

もちろん、ただ参拝するだけで授かれるわけではありません。

その秘法を授かるための方法を、

今回のセミナーでお伝えいたします。

これは、師匠・北極老人から

わたしたち弟子が、言われていることです。

自分の霊格（＝心の境地）の限界を超えて、

魂をふるわせるような日々を送った時、

それはまるで、たった１日で、

一生分を生きるほどの成長ができるのです。

これまでの人生、どんなに薄い人生だったとしても、関係ありません。

たった一瞬で、人生は大きく変わり、

自分が人生で本当に成し遂げたいことを

全力で挑戦できるような日々を送ることができます。

「霊格を上げる」というのは、

普通であれば、１０年、２０年かけて

やっと少し上がる、というようなものです。

しかし、今は、霊格を上げるかつてない大チャンスだということは

年始からずっとお伝えしてきたことです。

まさに、今は時代の変わり目であり、

そして、天地自然のエネルギーが大きく動いている

このタイミングだからこそ、

通常ではあり得ないような〝飛躍〟を起こすことができます。

だから、わたしたちも、

この一年は、勝負をかけてきました。

この「霊格を高める方法」は、

西洋においては、

かつて「錬金術」と呼ばれる秘伝として、

一部の人間しか授かれないものとされていました。

それは、日本においては、

この「十種神宝」なのです。

それを紐解きながら、

ずっと、〝大ジャンプ（飛躍）〟するための準備をしてきたのです。

そして、いよいよ、今回、

その「総仕上げ」となる参拝です。

これまで、色々やってきたけど、

なかなか実にならなかった、

全然変わらなかった、

もしそう思っていたとしても、それは気づいていないだけで、

もしかしたらそれは、「見えないエネルギー」として

溜まっているだけかもしれません。

なぜなら、

コップの水が溢れ出すタイミングは

人によって異なるからです。

このエネルギーを、爆発させて、

自分が「どうしても無理」と決めつけていた

その境地の壁を突き抜けて

高く高く、ジャンプして、

今まで見たこともないような景色を

一緒に見にいきませんか？

２０２４年、ラストを飾る

『ゆにわ』最大のイベントである

この大神神社・石上神宮の参拝が終わった時、

「この１年、いろいろあったけど、全部、よかった！」

そう思えるような、そんなセミナーにします。

今回の参拝セミナーで、

一緒に、新しいステージに進んでいきましょう。